小町通りの路地に入った「こもれび禄岸」内——ザ・ファクトリー鎌倉は、毎朝焼き上げる自家製バンズと鎌倉野菜、ビーフ100%(黒毛和牛100%という紹介も)を掲げるグルメバーガーの専門店。バーガーに相性抜群のミルクシェイクや、ナチョス/ローディッドフライまで“アメリカンダイナーの楽しさ”をひと通り揃え、テラスはペット同伴可の案内も。観光導線の中心にいながら、木漏れ日の落ちる半路地の空気が心地よい“抜け”を与えてくれます。
木漏れ日の下で齧る、バンズから香る鎌倉バーガー。
THE FACTORY(ザ・ファクトリー)鎌倉

電話番号 | 0467-38-5767(代表)/050-5494-5375(掲載媒体の問合せ番号) |
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営業時間 | 11:00~19:00(L.O.は要確認) |
定休日 | 無休(変更の可能性あり) |
平均予算 | ~¥1,500~2,000前後(目安) |
最寄り駅 | JR横須賀線/江ノ電「鎌倉駅」東口 徒歩約5~7分 |
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-38 こもれび禄岸1番館 |
座席・設備 | 店内約24席/カウンター・テラスあり(ペット同伴可の案内)/全席禁煙 |
備考 | テイクアウト可/多言語メニュー(英語)あり/ミルクシェイクあり |
“バンズ起点の設計”がこの店の個性。朝に焼く自家製バンズは、外に軽い香ばしさ、中に空気層を含む“ふわりと戻る”弾力。ここへ粗挽き寄りで肉汁を抱えるビーフパティを重ね、鎌倉野菜の甘み・水分・香りで味のレイヤーを引き上げます。初速はサウザンやBBQ等の酸と甘みで立たせ、2~3バイト目でチーズのコク、ベーコンの塩味、ピクルスの酸が追走。“軽やかに満腹へ”の曲線を描く組み立ては、観光途中でも重くなりすぎないのが魅力です。食後はミルクシェイクで乳脂肪の余韻を足すと、香ばしさが一段まろやかに収束。

鎌倉の洗礼さと相まって不思議な感覚にも。

白×木目を基調に、路地からの自然光が差し込むコンパクトなダイナー。小町通り“中心なのに静けさを確保”できる立地は、食事の集中度が高い。店内は禁煙で、カウンター/テラスの両使い。ピーク帯は待ちが発生しやすいので、ランチ前後のアイドル時間を狙うと快適に過ごせます。
バーガー紳士のオススメポイント
まず推したいのは、“バンズから旨さを立ち上げる”食べ方。初訪問はチーズバーガーで、バンズの甘み→パティの香ばしさ→チーズのコクという“基準の三層”を確認。二度目はベーコンチーズで塩味を太く、BBQ/サウザンで酸・甘みのキャラクターを選ぶと、ここならではの“軽やかな満腹”に着地します。
近郊の新鮮な生食野菜を厚みで使い分け、水分の抜けにくい断面設計で最後までバンズがベチャつきにくい。観光需要のピーク帯でも食べやすさを保つ“実用の工夫”が感じられます。
“鎌倉野菜×自家製バンズ”という地の利
ナチョス、チリコンカン、フィリー・チーズステーキなど、アメリカ&メキシコ寄りの一皿が揃う構成。シェイクはバーガーと相性がよく、撮影映えの高さも手伝って“観光×グルメ”の満足度を底上げしてくれます。ラインナップは季節で変動する場合があるため、来店時は店頭/公式の最新告知をチェックしておくと安心。
まとめ
ザ・ファクトリー鎌倉は、路地の木漏れ日×自家製バンズがつくる“鎌倉らしい余韻”のバーガー店。鎌倉野菜の瑞々しさを活かした組み立て、ローディッドフライ&シェイクのダイナー文脈、ペット同伴可テラスという使い勝手で、観光と日常のどちらにも馴染みます。まずはチーズで基準を掴み、二度目にベーコンやソースの性格で“自分の最適解”を見つけてみてください。
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