ジャパンバーガーチャンピオンシップ(バガチャン)とは?

“食べるだけじゃない”——グルメバーガーをスポーツとして味わう、いま一番熱い大会の魅力

 ハンバーガーのイベントって、基本は「食べ歩き」じゃないですか。でも、ジャパンバーガーチャンピオンシップ(通称:バガチャン)は、そこに“観戦”という沼が加わります。バガチャンを一言でいうと“グルメバーガー日本一決定戦”であり、世界への入口でもある大会

 キッチンカーがずらりと並ぶフェスの高揚感。その一方で、ステージでは制限時間に追われながら、調理人たちが“一本勝負”のバーガーを組み上げていく。音も、手つきも、表情も、まるでスポーツ。

——この二層構造が、バガチャンを唯一無二にしています。

私は毎回このイベントに参加するほど大好きです!

 今回は、全国のグルメバーガーショップが一同に集まり、しのぎを削る熱いハンバーガーイベントについて、その魅力と概要についてご紹介していきます。

 バガチャンは、全国から集結した人気店・実力店が、決められたルールの中で技術と味を競い、日本一を決める大会です。

  そして重要なのが、ただの国内タイトル戦ではないこと。大会自体が、世界最大級のフードスポーツイベント World Food Championships(WFC) に繋がる“公式予選”として位置づけられており、優勝チームには世界大会への挑戦権が付与されます。つまり、ここで勝つのは「今日うまいバーガーを出した」だけでは足りない。

世界基準の“再現性”と“総合力”が求められる舞台、というわけです。

 面白さの芯は「ライブ感」

——“料理の途中”がエンタメになる。バガチャンの観戦が面白い理由はシンプルで、勝負が“目の前で進行する”から。

 例えば2025年は、書類選考を通過したチームが予選を戦い、勝ち上がったチームが本戦の舞台へ、という流れになっています。(年によって規模や形式は変動しますが、“勝ち上がりの物語”があるのは共通している印象です。)

 さらに大会では、「味」「見た目」「調理技術(正確さ)」の観点で評価されることが示されています。要するに、口に入った瞬間の破壊力だけじゃなくて、設計/火入れ/組み立ての精度まで含めて点が入る。

 だから見ている側も、ただの“食レポ待ち”にならない。「このソース、最後に温度合わせて入れたな」とか、「ここでバンズを焼き直してるの偉い」とか、作り手の判断がそのままドラマになるんです。主催発表では、横浜赤レンガ倉庫での開催(2025年)で3日間で約7万3千人が来場したと報告されています。また、自治体のイベント情報でも「過去3回で累計10万人以上を動員」と紹介されています。

 つまり、“知る人ぞ知る”を超えて、すでに大きい。
バーガー好きが集まるだけでなく、イベントとして成立している安心感があります。

https://jburgerchamp.com

 観戦型と言いつつ、会場のもう一つの主役はもちろんバーガーの販売。2025の案内では、競技出場チームを含めて多数の店舗が出店し、バーガーを販売しています!さらに良いのが、ハーフカット/スライダー(ミニサイズ)で提供する工夫が紹介されている点。 たとえば、横浜赤レンガ倉庫で行われた開催では、日本各地から21店舗がキッチンカーで出店し、入場無料(飲食は別途)で楽しめるイベントとなっています!

 これ、地味に革命で。バーガーフェスの最大の敵って「腹の容量」なんですよ。でもミニサイズが成立すると、“食べ歩き”が“食べ比べ”に昇格する。ここがバガチャンの強さです。

スライダーバーガーとは、喉を滑り落ちる(Slider)ように食べられるほど小さい、ミニチュアサイズのハンバーガーのことです。アメリカ発祥で、直径7〜8cmほどの小さなバンズを使い、通常のハンバーガーの1/3程度のサイズで、食べやすく、ホームパーティーや軽食、おつまみとしても人気があり、見た目の可愛らしさから日本でも広まっています。

——そして、『バガチャン』はこんな人に絶対ハマる

  • グルメバーガーが好き(もちろん)
  • 料理番組や競技料理が好き(料理の鉄人/トップシェフ系のワクワク)
  • 職人の所作が好き(火入れ、段取り、盛り付けの美学)
  • イベントで“推し”を作るのが好き(応援する楽しみ)
  • 横浜赤レンガ倉庫みたいなロケーションが好き(雰囲気ごと食べたい派)

 会場・日程は年によって変わりますが、近年の開催情報として「横浜赤レンガ倉庫」が繰り返し登場しており、“街ごとフェスになる”立地の強さも魅力になっています。詳しくは公式のインスタグラムで情報をチェックしましょう!

 バガチャンを一番楽しむコツは、「食べる」より先に“勝負を観る”こと。先にステージで手元を見て、香りの立ち上がりと段取りの速さにテンションを上げてから食べると、同じバーガーでも体験の密度が2段上がります。フェスというより、“食べられるスポーツ観戦”だと思うとハマりやすいです。

0)最初に決めるのは「今日のテーマ」

 バガチャンは、気合いを入れれば入れるほど楽しいイベント。だからこそ、初回は“全部を完璧に”じゃなくて、テーマを1つ決めるのがおすすめです。

  • 王道で感動(チーズ/肉汁/焼きの香り)
  • 変化球で笑う(スパイス/甘じょっぱい/フルーツ/和テイスト)
  • ソース沼に落ちる(BBQ/サルサ/マヨ系/発酵系)
  • バンズを語る(香ばしさ/水分量/歯切れ/焼き直しの有無)

 テーマがあると、同じ1個でも“見える情報量”が増えます。これ、紳士クラブ的には大事な作法。各ハンバーガーショップも並々ならぬこだわりがあり、すべてを楽しみたいところですが、それは物理的にも難しい話…その日の気分に合わせてどんなハンバーガーを食べたいかを、公式サイトの出店情報などでチェックしてから目星をつけると良いと思います!

人気が故に15分〜30分は並ぶのはザラです…


1)到着したら「まず1周」──最初の10分は食べない

お腹が空いてると、目の前の香りに負けて即購入しがち。でも初めての人ほど、最初は買わずに会場を1周してください。

✓ 見るポイントはこれだけ!

  • 行列の伸び方(人気だけじゃなく、提供オペが早い/遅いも分かる)
  • メニューの方向性(王道系か、尖り系か、セット構成か)
  • “香りの強い店”(スパイス・燻製・鉄板焼きの匂いは引力が強い)
  • ハーフ/スライダーがあるか(食べ比べの自由度が一気に上がる)

この1周で、「今日はここを軸に攻める」が見えてきます。多くのバーガーを楽しみたいなら、ハーフカットやスライダーバーガーがあるかは必ず確認しよう!


2)1発目の正解は「軽い王道」──胃を起こすバーガーから

最初の一皿をいきなりヘビーにすると、その後の食べ比べが崩れます。紳士クラブ的おすすめは…

  • チーズ系(王道) or 塩胡椒の肉推し
  • ソースは強すぎない(BBQどっぷりより、まずはシンプル)

理由は単純で、舌の基準ができるから。ここで「今日の自分のコンディション」も分かります(塩気欲しい日なのか、酸味欲しい日なのか)。

最初に重めのパンチがあるバーガーをいくと、後半が辛くなるかも?…(あくまで個人の主観です。笑)


3)2〜3個目は「振り幅」を取りに行く

ここからがバガチャンの醍醐味。食べ比べが一気に“体験”になるのは、味のレンジを振った瞬間です。

✓ おすすめの並べ方(迷ったらこれ)

  1. 王道(肉×チーズ)
  2. スパイス or 香草(爽やかな変わり種系があると最高)
  3. 甘じょっぱい(ベーコン×メープル/フルーツ×塩気など)

この順番、最後までテンションが落ちにくいです。


4)最後に。バガチャンは「楽しめ!」

初めての人ほど、全部食べようとしないで大丈夫。
むしろ、

  • まずステージで競技を見る(熱量を浴びる)
  • その勢いで、気になった店のバーガーを食べる(納得が増す)
  • もう一回ステージへ戻る(技術が見えてくる)

 これがいちばん幸福です。推しが決まった瞬間、そのお店を実際に訪れてみたり、他のハンバーガーが気になったり…ハンバーガーの世界への扉が開きます。「見て→食べて→見直す」をやると、会場の体験が“1日分の映画”になります。

 ちなみに、首都圏を中心に私が作った『バーガーコンシェルジュ』でおすすめのバーガー屋を見つける時にでも使ってみてくださいね!

 このイベントを語るなら、主催者の存在は外せません。日本グルメバーガー協会の、中島輝行(なかじま・てるゆき)さんは協会の代表で、2022年に日本初のグルメバーガー日本一決定戦「JAPAN BURGER CHAMPIONSHIP 2022」を開催。以降も実行委員長として企画・運営を先導してきた人物です。

 とてもおもしろみの深い方で、16歳から飲食業に携わり、国際会員制クラブやアメリカン料理レストランのマネージャーなどを経験したこと、そして「日本のハンバーガーをもっと世界に発信していこう」と決めたきっかけがグルメバーガー協会の公式サイトにも綴られています。

日本グルメバーガー協会_公式サイト:https://gourmetburger.jp

あと、めっちゃ面白いのが『グルメバーガー・アンバサダー検定』

 日本グルメバーガー協会が立ち上げた、“グルメバーガーに特化した”日本初の検定が「グルメバーガー・アンバサダー検定」です。2025年8月4日から開始が発表されていて、合格すると協会公認の「グルメバーガー・アンバサダー」として活動できる仕組みもあるんです。ぜひ、以下のサイトから興味のある方は見てみてくださいね!

受けやすさが最高:無料&オンライン&20分!

  • 受験無料(ユーザー登録すれば誰でもOK)
  • 全20問/制限時間20分の短期集中型
  • 受験はユーザー登録 → マイページから「受験する」で完結

 空気感としては“ハンバーガー好きの証明書”寄り。だからこそ、食べ歩き勢にも、これから沼りたい人にも刺さるやつです。 もちろん私も受講済みです。笑

公式サイト:https://gourmetburger.jp/certification-info/

 バガチャンを一言でまとめるなら、“食べる前からうまい”バーガーイベントです。
キッチンカーで食べ比べできるフェスの楽しさがありながら、ステージでは制限時間の中でバーガーが組み上がっていく。鉄板の音、立ち上がる香り、最後の一手の緊張感——このライブ感が、いつもの一口を「体験」に変えてくれます。

 さらに、バガチャンの面白さは“勝敗”だけにありません。勝つための再現性、段取り、火入れ、組み立ての思想が見えるからこそ、観戦したあとに食べるバーガーは、ただ「おいしい」では終わらなくなる。推しバーガーだけじゃなく、推し職人が生まれる——ここが、他のバーガーフェスにはない魅力です。

 そしてもう一つ。

 バガチャンは、国内の日本一決定戦であると同時に、世界大会(WFC)へつながる“入口”でもあります。だからステージの一手一手が軽くない。バーガーという身近な料理が、世界基準の勝負になる瞬間を、目の前で見られる。これだけで、行く理由は十分です。ハンバーガー好きならもちろん、「最近グルメバーガーが気になってきた」くらいの人にこそ刺さるイベント。まずは観て、香りで選んで、ミニで刻んで食べ比べる。帰り道にはきっと、次に行く店の候補が増えています。

 横浜赤レンガなどで定期的に開催している『ハンバーガーフェス』というイベントもハンバーガー好きには外せないイベントですので、忘れずにこちらもチェックしておきましょう!

よくある質問|グルメバーガーの楽しみ方

「グルメバーガーって何が違うの?」「初めてのお店で何を頼めばいい?」など、 はじめの一歩で迷いがちなポイントを、できるだけ分かりやすくまとめました。

〖Q1〗グルメバーガーって何?

回答:ざっくり言うと「素材・焼き・組み立てに“お店の個性”が強く出るハンバーガー」のこと。パティの肉感、バンズの香り、ソースの設計までこだわりが反映されるので、同じ“ハンバーガー”でも味の方向性がガラッと変わるのが面白さです。

〖Q2〗お店で最初に食べるべきハンバーガーは?

回答:迷ったら、その店の「ベーシック(シグネチャー)バーガー」がおすすめです。チーズ・ベーコンなど盛り盛りも魅力ですが、まずは看板メニューで“パティとバンズの実力”を味わうと、次回以降の選び方が一気に楽になります。悩むときは「一番人気はどれですか?」が最強です。

〖Q3〗ハンバーガー紳士倶楽部って何?

回答:全国の“グルメバーガー”を中心に紹介する、個人運営のハンバーガー検索メディアです。食べ歩きの記録をただ並べるのではなく、「次の一店に迷わず辿り着ける」ことを重視して、お店の特徴やシーン(デート/子連れ/テイクアウトなど)も意識してまとめています。あなたの“好みのど真ん中”に出会う確率を上げるのが目標です。

〖Q4〗ハンバーガーって健康にいいの?

回答:結論、「選び方と食べ方次第」です。パティ=たんぱく質、野菜トッピングで食物繊維も取れます。一方で、ソース・チーズ・揚げ物の組み合わせはカロリーが上がりやすいのも事実。気になる日は「ポテトをシェア」「ドリンクは無糖」「野菜多め」「ソース控えめ」など“足し算”より“引き算”で楽しむのがおすすめです。

※健康に関する内容は一般的な目安です。体質・持病等がある方は医師等の専門家にご相談ください。

〖Q5〗どれくらいの時間帯に行くと良い?

回答:行列を避けたいなら「開店直後」か「ランチピーク後(13:30〜15:00あたり)」が狙い目です。人気店は12時台が混みがち。逆に“出来たての熱量”を味わいたいならランチど真ん中も良いですが、待ち時間込みでスケジュールに余裕を。週末は特に、早め行動が勝ちです。

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